パートの面接に行ってきました。
とあるホテルの客室清掃の仕事です。
客室清掃なんて人手足りないだろうしパートだし、よほどのことがない限り落ちないだろうと思いつつ、15年ぶりの面接なのでかなり緊張していました。
結果だけ先に書きますと、
面接のその場で採用が決まりました。
や、やったー!(?)
続くかどうかはともかく、とりあえず無職はいったんお休みです…
あ、働くのは来月からなので今月は残りわずかの無職ライフを満喫します。
履歴書を書く
履歴書書くのも15年ぶりでしたが…
今はPCで作れるので楽ですね!いや15年前もPCで作る人はいたかもしれないけど、私は普通に手書きだったなあ。
yagishというサイトを利用したんですが、保存して何度も書き直せるし、例文参考にできたりすごく便利でした。もう今さら手書きの履歴書とか無理無理!
ちなみに印刷料金はかかるので紙の履歴書買った方が安くあがるとは思いますが…
志望動機・自己PRの欄は難産でした。
証明写真を撮る
面接の前日に駅中に置いてある証明写真機で撮ってきました。美白・美肌効果つけられるやつ。
免許証の写真やマイナンバーの写真(スマホ自撮り)と比べると圧倒的に綺麗に撮れてました。これが美白・美肌効果なのか。
もちろん写真館とかで撮ればもっと綺麗になるのかもしれないけど、私的にはこれで十分です。
というか写真撮る時の画面に映る自分の顔を見て、初めて自分の顔のたるみに気が付きました。家の鏡で自分の顔見てる時は気付いてなかったのに。肌が綺麗とは思っていなかったけど、まだたるみはないと思ってたから結構ショックでした。
できあがった写真では美白・美肌効果でたるみも消えてくれたので良かったです。
面接の服装
綺麗めのジャケットとスカートのセットアップを持っているので、面接にはあれを着よう!と思っていたのに、半日探しても見つかりませんでした。今の家に引っ越した後に見た記憶はあるので、押し入れの中にあるのは確かです。物が多すぎる…なんとかしないと。
結局キャミソールにカーディガン、膝下丈のスカートという、前職でよく着ていたタイプの服装になりました。清掃のパートでそこまでのきっちり感は求められないでしょう。
そして靴。
私は基本スニーカーしか履きません。パンプス系は引っ越しのタイミングで全部捨てたから買う必要があると思っていたんですが、一応まだ持っていました。
これ。結婚式に呼ばれた時にだけ履いた記憶のあるパンプス。数回しか履いてなくて状態が良かったから処分してなかったんですね。
派手でもないし服にも合う。これ履けばいいじゃん!捨てずにおいて良かった~と見つけた時には喜んだんですけどね…
面接当日
前日は早めに就寝したけどアラームのセットを忘れ、飛び起きるアホ。その時点で7時過ぎでした。
起きた瞬間は焦りましたが、面接はお昼だったので問題なし。
化粧しつつ履歴書の最終チェックとアップロードをする。
コンビニで履歴書を印刷しないといけないし、迷う可能性も考えて早めに出発。
一歩外へ出て、すぐにこれはやばいと思いました。
足が痛い。
靴が合わない。パンプス履くと確実に靴擦れするのはわかっていたけど、それは仕方ないと思っていましたが、それにしてもゾッとするほど痛い。足の形というかそもそもサイズがきついのか?
歩く度に地面の衝撃が爪先に響いてくる。こんなにきつかったっけ?と思いつつ、他に選択肢がないのでそのまま進むしかありませんでした。
普段は歩くスピードは速い方ですが、自然に人並み以下のスピードになりました。
なんとかコンビニで履歴書を印刷して証明写真を貼り、電車でGO。
椅子に座っていたり立っているだけだと平気なんですが、歩くのが本当にきつかったです。
駅についてから案の定少し迷いましたが、ホテルの前に来た時点で約束の40分前!うん、早過ぎました。仕方ないので周辺をブラブラ…するには足が痛すぎたので、待ち合わせしてる風を装い柱の影で待機。この時期にしては暑い日でした。
ホテル前に着いたら電話してと言われていたので、約束の10分くらい前に担当者の番号に電話。
恰幅のいい女性が現れ(Aさんとします)、裏口に連れていってくれました。
きちんとした制服を着ていたので、この人が清掃の責任者かな?と思いながらついていきました。
とにかく足が痛いので遅れないようについていくのに必死でした。
面接
事務所というか事務スペース?に案内され、ボロボロのパイプ椅子を勧められ着席。
(ここで待つのかな?)と思っているとAさんに履歴書を求められ、渡すとAさんはそのまま無言で履歴書を読みだす。
私(あれ?これもう面接始まってる???)
Aさん「………」(履歴書読んでる)
私「………」
まず最初はなんだ?自己紹介してくださいか?志望動機か?退職の理由か?と身構える私をよそに履歴書を読み続けるAさん。そして…
Aさん「最寄り駅はどこになるの?」
私「(まずそこ?)○○駅です。△△線で××駅で乗り換えます」
Aさん「(メモを取りながら)何分くらいかかるの?」
私「家を出てから…乗り換え時間にもよりますが、○分はかかりません」
Aさん「それくらいなんだ(メモメモ)」
私「………」
自己紹介来るか?志望動機来るか?と身構える私。
Aさん「うちの交通費はね…」
私「え?」
一向に答えを準備しておいた質問をしてこない!!!
結果的に私が頑張って丸暗記していた志望動機も自己PRも退職理由も長所短所もなんなら大学時代に学んだ内容ですら聞かれることはありませんでした…これが面接か?パートでももっと普通の面接するものだと思ってました。
実際にされた質問
ようやく質問されたと思ったら
・ハードな仕事だけどやれそうか。
・扶養家族はいるか。
・週何日出たいか。繁忙期は出られるか。
・支給する制服のサイズ
なんというかほとんど雇う前提の質問でしたね。
一応答えを考えておいたとはいえ、丸暗記のたどたどしいスピーチをせずにすんで良かったというか…あんなに緊張したのはなんだったのかというか…
逆質問と予想外の答え
逆に質問したいことはありますか?と聞かれ、(逆質問は普通にあるんだ)と思いつつ準備した質問をしたんですが、少し予想外なことがありました。
私「ここで働いているのはどのくらいの年代の方が多いですか?」
私は客室清掃は未経験だけど色々調べたので、この仕事をしているのが私より年配の女性が多いというのは知っていました。なので一応確認のつもりで聞いてみたんですが、予想外の答えが返ってきました。
Aさん「ここはホテルの場所柄か、結構若い人が多いんだよ」
私「そうなんですか?」
どこも似たようなものだと思っていたので予想外でした。
・若い人が多い
・男性も多い
・外国人も多い
ぜ、全然イメージしてたのと違う…
お客さんとコミュニケーション取らなくていい仕事だから、コミュ障だとか陰キャだとかが多いイメージだったのに(もちろん私もそっち寄り)、若い外国人とかもうそれだけで陽キャの臭いがする…偏見かもしれないけど。でも外国(日本)にわざわざ来て仕事してる若者なんて陽の者としか思えない…
そもそもみんな日本語は達者なのか?と思っていると、心を読んだかのように
Aさん「日本語は通じる…とは限りません笑」
私「ええ…」
この回答でかなり怯みました笑。
さらに私くらいの年代の人はいない(上か下しかいない)というのを聞いて、ぼっち確定か…と思ったのですが、休憩時間もない短時間パートだし、別にぼっちになっても問題ないかなと思い直しました。
Aさんに「良ければこのまま採用決めてしまいますけど…」と言われ、「お願いします!」と答えて採用になりました。
面接の後
採用決定後に客室を見せてくれると言うので清掃前後の部屋を見せてもらいました。
もう足が痛くて痛くてついていくのがやっとでした!
もう面接の緊張が解けた後は足のことしか考えられませんでした…
腕力を確認したかったのかベッドを持ち上げてみてと言われて持ち上げて動かしたりしましたが、もうベッドの重さよりもぐおー!!!足がー!!!って感じでした。
そのまま初出勤の日時とスケジュールを教えてもらった後、出口まで案内してもらって帰ることになりました。
せっかく都会に来たのでデパ地下寄って美味しい物でも買っていこうと思ったんですが、もう足が痛くて!!!いつもだったらデパ地下惣菜難民になって何周も無駄に悩んでグルグルするところを一瞬で買い物して帰りました。
足の痛みがどんどん酷くなっていって駅から家までの道中は限界でした。もう本当に人目さえなかったら裸足になってたと思います。帰りはもう人並みのスピードも出せずヨチヨチ歩きながら帰りました。
家に帰りついてようやく解放された足は、マメはできるし内出血で紫になるし、かかとの皮がずるっと剥けてるし、なかなか悲惨な状態でした。
そしておぼろげに思い出しました。最後にこのパンプスを履いて行った同僚の結婚式…その帰り道、足の痛みに苦しんだ記憶を。なんで忘れてたんですかね…
まとめ
パンプスは一足は持っておくべきだと思いますけど、こんなに足に合わない靴をとっておいて毎回激痛に苦しむのは馬鹿げているし、この痛みの記憶が消えないうちにさっさと捨てるべきだと思いました。
というかあの面接の感じからするとスニーカーでも普通に採用された気がします…といってもそれは結果論だし、やっぱりパート面接とはいえスニーカーで行くのは抵抗ありますね。
というわけで、6月から週3の短時間パートとして働くことになりました。
もっと早く(5月中から)来られないの?とか、もっと多く出られないの?とか聞かれることもなかったんですが、人手は足りてるってことなんでしょうか?そのわりにあっさり採用されたのでよくわかりません。
とにかく採用されたことに関しては、正直仕事が合うかどうかもわからないし、続くかどうかもわからないので手放しで喜べるわけでもないんですよね。続いたとしても生活費には全く足りないし、結局Wワークとかも考えないといけないので。
とりあえずやるべきことはやったというか、貯金に余裕があるうちに無職生活から脱出しようと積極的に行動できた自分を褒めてあげたいです。パートの面接に行っただけだけど良くやった自分!
私は自分にも他人にも激甘な人間です。
コメント